

スピードマスターではベースオイルに高価なエステル系化学合成油を使用しています。
これは、もともと超高温になるジェットエンジンの潤滑剤として分子工学技術から開発されました。
エステルは酸素(マイナス)と水素(プラス)の分子を持っているので金属の表面に電気的に吸着する特性を持っています。詳しくは下記をご覧ください!
エンジンオイルは熱によって粘度がやわらかくなるため、レース車両やチューング車両のエンジンや、油温の上がりやすい状況に対しては高温下でも油膜を確保するために硬いオイルを使用する傾向にありましたが、その硬さゆえにエンジンスタート時(低温から常温に至るまでの間)には充分に油膜を形成できずにかえって磨耗の原因となる他、摩擦抵抗が大きいため燃費・レスポンスにも悪影響を及ぼすといった一面ももち合わせます。
スピードマスターエンジンオイルはベースオイル(素材)自体が熱の影響を受けにくいので、粘度を低く設定しても高温下での油膜維持が可能な上、低温時においても金属面に電気的に吸着して磨耗を防ぎます。
また低い粘度設定にくわえてSPL.FM剤によりフリクションロスを低減することによってオイル自体に摩擦熱が発生しずらいため油温上昇の抑制を、また優れた極圧性は、油温が上がった場合にも油圧の安定を実現します。
これらはエンジンを守るという基本性能はもとより、スロットルレスポンス・熱ダレ・燃費・出力に大きな影響をあたえるのです。
スピードマスターではベースオイルに高価なエステル系化学合成油を使用しています。
これは、もともと超高温になるジェットエンジンの潤滑剤として分子工学技術から開発されました。
エステルは酸素(マイナス)と水素(プラス)の分子を持っているので金属の表面に電気的に吸着する特性を持っています。
これによって、低温時のエンジンを長時間停止した状態でも常に金属面に油膜を保持しているため、オイルが回っていない状態でも始動性、潤滑性が保持されます。
また、高温でもベースオイル自体の耐熱性の良さと、電気的に吸着する特性により、油膜切れを防止します。
エステルは他社の高性能オイルでも使用されていますが、スピードマスターは市販車の延長上のレース車両やデモカー、インポートカーでのデーターをもとに高度なブレンド技術にさらに、独自のSpecial Friction Modifier(特殊摩擦調整剤)を配合して摩擦抵抗を極限まで減少させています。
